松本店 枝中祐太朗

 私は福井県の越前町で生まれ育ちました。家の裏手にはすぐ山があって、当時は意識していませんでしたが、自然が遊び場という恵まれた環境だったと思います。両親もキャンプが好きで、自然に触れ合う機会は多かった事を覚えています。進学で上京した時に学校の仲間と山登りを始めたことがきっかけで山の世界に入ったのですが、今もこうした仕事をしているのは、幼いころの環境が大きく影響していたと思います。

「仕事」と「出会い」について

 仕事をするようになっても自然に囲まれた生活を求めていたので、21歳から、苗場やみなかみ町でリゾートバイトをしながら過ごしました。冬は雪山でスノボ、夏は登山という感じです。妻と出会って結婚するまでは、そんな暮らしを続けていました。
 「好きなことを仕事にしたい」という思いもあって、結婚を機に選んだ職場は登山用品の販売でした。その会社には計6年程お世話になったのですが、全国で6拠点ほど経験させてもらいました。有難いことに行く先々で人との出会いに恵まれて、その時期に山の仲間が沢山出来たり、アウトドア業界でも横のつながりが出来て、充実した日々を過ごさせてもらいました。そうしたご縁の中で、今も続けている「クライミング」に出会えたことは、大きな財産だと思います。

大切にしていること

 子供が生まれるタイミングで落ち着いた環境で暮らしたかったこと、そして山というフィールドに近い場所に居たかったという思いがあって、2017年4月カモシカスポーツに入社、松本店勤務となりました。今は、自分が自信を持ってオススメできる山の道具に囲まれていて、そうした製品をお客様に直接ご紹介出来ること事に喜びを感じています。
 クライミングはもちろん、日帰り登山やテント泊の縦走、沢登りなど、様々な形で山を楽しんでいますが、山に入る時に大切にしていることは、安全管理です。毎年元旦にその年の目標を立てるのですが、グレードの高いルートを登るという事よりも強く意識するのは「安全に登って無事に帰って来ること」。山に入る前、計画やパッキングの段階から、しっかりとその安全意識を持つと、より良い準備が出来るんです。
 松本店の良さの1つに、これから山に行くお客様、山の帰りのお客様が直接お店に来て、情報交換を行っているというところがあります。お店に来ていただいた際には、道具のご案内はもちろん、鮮度の高い付近の山の情報もお伝えできるので、気軽にお立ち寄り頂けたらと思います。

枝中 祐太朗(えだなか ゆうたろう)

1987年福井県生まれ。2011年よりアウトドア業界へ。2017年にカモシカスポーツ入社、松本店の登攀具を担当。クライミングを中心にマルチに山のアクティビティを実践しており、月4回は瑞牆の岩場へ通っている。