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厳冬期用ドーム型テント「エスパース」販売開始

高橋はオリジナル製品の開発とフィールドテストに邁進し、1972年に厳冬期用ドーム型テント「エスパース」の販売を開始。当時の冬山用テントの主流はウィンパー型や蒲鉾型だったが、それらは自立性がなく、低い居住性能・嵩張る収納・重量などの問題もあった。エスパースは、それらの問題をドーム型にすることで解決、更に当時として画期的な「高い耐風性」を得ることにも成功。発売後もヒマラヤ遠征のフィールドテスト等で高橋が開発と改良を重ねた結果、現在に至るまで山岳稜線の耐風性能と耐久性においてエスパースシリーズは非常に高い信頼を得ている。(写真:1971年日本マナスル西壁登攀隊 マナスル西壁登攀報告書1974年刊-掲載広告/1976年9月号山と渓谷広告/1975年・1979年前後のエスパースカタログ)

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