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イベント開催報告

カモシカヨーロッパアルプス社員研修 シャモニー編(前編)

カモシカスポーツでは、社員の育成のため、様々な研修を行っています。

今回、創業者であり代表取締役社長の高橋和之と共に、各店から数名のスタッフが、7月2日(月)〜10日(火)にかけてヨーロッパ研修(フランス・シャモニーとスイス・グリンデルワルト)へ行って参りましたので、その模様をお伝えいたします。

※今回はライターの小林千穂さんも特別参加にてご同行を頂きました

フランス・シャモニー

スイス ジュネーブ向かう途中、フランクフルトでトランジット。機体が朝日で染まっています。

最初の滞在地は、フランス・シャモニー。歴史ある山岳都市です。

パカールの像。モンブランを見据えています。

今回の研修講師としてご同行下さったのは、弊社社長の奥様 今井通子さん。女性初のアルプス三大北壁登攀に成功されるなど、日本登山界においてその貢献を知らぬものはいない方です(お医者様でもある奥様を我々カモシカのスタッフは敬意を込めて先生とお呼びしています)。

プレヴァン展望台へ

シャモニー到着後は、今井先生の案内のもとプレヴァン展望台へ。

プレヴァン展望台からシャモニー針峰群。

眼下のシャモニーです。

遠くエギーユ・デュ・ミディも見えました。

プランプラ駅からフレジェール駅までハイキング

プランプラ駅からフレジェール駅までハイキング、どこまでも気持ちの良いトレイルが続きます。

足元いたるところには花が咲き乱れ、天候にも恵まれ展望の良い山歩きとなりました。

アルペンローゼの紫色が鮮やかに山を彩ります。

エルブロンネル展望台

モンブラン山域を反対側から見るためにイタリア・クールマイヨール経由でエルブロンネル展望台へ向かいました。こちらは、2015年に完成したばかりのSkyway Monte Bianc。

ゴンドラ内は360℃回転し、どの場所にいても等しく展望を楽しめる仕組みとなっていました。

展望台からの眺めです。

デンテ・デル・ギガンテ(巨人の歯)の様子は圧巻です。

針のように尖った稜線を人が歩いているのが見えます。

ボタニコ・アルピーノ・サウッスレア庭園

ゴンドラの途中駅にあるボタニコ・アルピーノ・サウッスレア庭園。

エーデルワイス、アルペンローゼ、リンドウなど山域の代表的な花々の植生をご教示頂きました。

 

夜は、現地コーディネーター・アルププランニングジャポンの神田様よりご招待を頂き、お庭で歓迎BBQを頂きました。暮れゆくモンブランを見ながらの楽しいひとときです。

エギーユ・デュ・ミディ展望台

エギーユ・デュ・ミディ展望台へ向かうロープウェイ駅です。

エギーユ・デュ・ミディの地図。内部は要塞のようになっています。

下から展望台を見上げると首が痛くなります。いったいどうやって作ったのでしょう。

展望台の標高は、富士山を超えます。展望台の足元には通年雪があります。

足元注意とありますが、この日も雪がちらついており足元は凍っている箇所がありました。

展望台からは直接岩へ降りられます。装備を揃えてルートに入っていくクライマーの方も多くいらっしゃいました。

備え付きのスキーの調整器具です。

ビーコンのチェックポイントもありました。

モンブランがすぐ真横、氷河が大迫力で迫って来ます。

展望台から下をのぞき見るとロープウェイ駅です。

クライミング黎明期のギアが展示されていました。

プランドゥエギーユ駅からモンタンベール駅までハイキング

エギーユ・デュ・ミディ展望台からの復路は、途中駅プランドゥエギーユで降り、モンタンベール駅までハイキングです。

天気は生憎の曇りでしたが、トレイルが遠くまで見渡せました。

2時間ほどのコースでしたが、途中天候が急変。雷・あられに遭い、一同ヨーロッパアルプスの天候変化の激しさを体験しましたが、雨具で安心快適に過ごすことが出来ました。写真は「ヘリテイジ社オールウェザーセット」。

雨足が強くなり、モンタンベール駅への下り道を急ぎます。メール ド グラス氷河が左手に見えています。

登山用品店「SNELL SPORTS」

シャモニーの登山用品店SNELL SPORTSも視察させて頂きました。

弊社カモシカスポーツ同様に、クライミングギアを中心に幅広いアイテムが販売されています。

クライミング用品以外には、トレイルランのアイテムが充実しています。靴は主要サイズがすでに店頭にでていて、その場でフィッティングを行えるようになっています。

我々のシャモニーへの滞在は4日間でした。
続いて「グリンデルワルト編」へ続きます。