1. HOME
  2. 行動報告-クライミング
  3. 新人社員研修 in 妙義山
行動報告-クライミング

新人社員研修 in 妙義山

新人社員のスキルアップを目的とする、本店、横浜店、松本店の3店舗合同の新人社員研修のご報告です。
第1回.小川山・クライミング
第2回.軍刀利沢・沢登り
第3回.三つ峠・屏風岩クライミング
第4回.太刀岡山クライミング

 

今回は、群馬県の妙義山にて、お互いをロープでつないで登る「コンティニュアンス」を学んできました。
妙義山の切り立った岩山からは想像しにくいですが、標高1000mほどで意外と低い山です。
ただ、稜線のルートは鎖場が多く滑落事故の絶えない危険な山です。
そんな危険個所の多い山などで使えるロープ技術が「コンティニュアンス」です。
今回は2人1組でロープを結び、万が一1人が滑落をしても、1人が止められるようにして行動をしていきました。

金鶏橋の駐車スペースから出発です!
午後から雨の予報だったので、今回の講習は表妙義縦走の後半部分だけとなりました。

DSC00155

金鶏橋の駐車スペースで準備中

DSC00156

出発するとすぐに登山口があります

DSC02696

天気予報は午後から雨。午前中は晴天で暑いくらいでした。

登山口からまずは稜線に出るために「堀切(ほっきり)」を目指します。
11月の半ばですが午前中は天気も良く、稜線へ上がるまでは汗ばむくらいの気温でした。
DSC00162 DSC00167

DSC02723

堀切に到着。

堀切に到着し、核心部の「鷹戻し」を目指します。
稜線上は鎖場が多く、前日夜の雨のせいで岩も滑りやすくなっています。
ここからロープでお互いを結び、安全かつスピーディーに行動していきます。
DSC00174DSC02734いよいよ核心部へ。
鷹戻しの取り付き、5mほどの鎖場。クイックドローで支点を作り登っていきます。
DSC00178DSC00181足場と手がかりを探し、鎖も使い登っていきます。すごい高度感。
DSC00199上まで抜けて右へトラバースして上がっていくと「鷹戻しの頭」出ます。

DSC00211DSC00214無事に核心部を抜けて、下山口の中ノ岳神社を目指します。

このあとから徐々に天候が崩れていきました。
チムニー状になっている鎖場は懸垂下降で通過。
DSC00219足場も鎖も滑る…。垂直の鎖場が多く慎重に下りていきます。
DSC00229中ノ岳神社に下りるころには雨は本降りに。
雨がひどくなる前に下山ができて安心しました。
DSC00244
コンティニュアンスで登っていても、滑落をしても大丈夫というわけではないので、濡れた鎖場の通過は緊張しました。
安全をかつ、スピーディに行動しなければならない状況で、的確に判断していき、
さらにパートナーとのコミュニケーションをしっかりとるということが必要となります。
歩いたり、登ったり、降りたりと、登山とクライミングを合わせたような総合的な技術の講習でした。

今後も新人社員研修は続いていきます!
お客様のお役にたてるよう、精進してまいります。
今後とも、カモシカスポーツをよろしくお願い致します!

横浜店・茂垣