本から学ぶ山道具

成人の日の三連休も終わり東京は本日も快晴。しかし、週間天気予報を見ると今週後半はどうやら天気が崩れるよう、、、。その原因が南岸低気圧によるもの らしい、、、。そう、この南岸低気圧と言えば昨年東京に大雪をもたらしたあれです。今回も低気圧の進むコースによっては雪が降るらしいとか、、、。山に雪 が降るのは良いのですが、都心で雪が降ると大変です。濡れるし滑るし、、、。さてさてどうなることでしょうか。

さて、本日は昨秋発売になった本のご紹介でありまして、、、。

昨年の1１月に山と渓谷社から出版されました「体験的山道具考」であります。ヤマケイ新書の中の一冊として出版されたものです。著者はそうです、本店勤務の笹原芳樹であります。講演会などでご存知の方も多いのではないでしょうか。

本書は登山歴40年以上になる著者がその体験から得た山道具の知識をまとめたもので、2001年7月から2014年2月まで労山の機関紙「登山時報」に 連載されたものをもとに加筆訂正、さらには新たに書き加えたものです。著者の人柄どうり堅苦しいことは一切なし。明るく楽しく読み進めます。しかし全て自 らの体験に基づいていますのでその中身は深く、生半可なハウツウ本などは足もとにも及びません。実に勉強になります。正に目からうろこが、、、。
山登りを始めた方にも、ベテランの方にもおすすめしたい、、、。この一冊があなたの山登りの一助になればと思いますし、ぜひこの本をきっかけにあなたの山道具を使いこなしてほしいものです。

さて、ヤマケイ新書ですが、この他にも色々と出ています。
山を深く知りたい、学びたいあなたにおすすめです。
ぜひご一読を。

Ｐ．Ｓ．
「体験的山道具考」には著者がその場で直筆サインを入れる特別サービスもあります（本店のみ！）。ご希望の方、お気軽にお申し付けください。

体験的山道具考　プロが教える使いこなしのコツ
笹原芳樹著
出版　山と渓谷社
288ページ
￥800－
＊価格は本体