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東京近郊ハイキングの定番 奥武蔵・伊豆ヶ岳(いずがたけ 851m) 文責:本店笹原
2017年2月16日(木)、天気も良いので電車料金が安い西武線に乗って、ハイカーに昔は超大人気だった伊豆ヶ岳へ(約20年ぶり5度目)行ってきました。
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西武正丸駅
西武秩父線の駅のトイレはどこもきれいで気持ちいい。ただ下車した人間は我々2人だけ。駅に登山者が数人いましたがマイカーで来ているようだ。コースが数本あるので駅からでもピストンでない周遊登山が計画できるからだろう。
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途中の安産地蔵尊
ルートは正丸駅から山頂までの最短コースを行きました。安産地蔵尊を見て馬頭尊の祠のあるところから山道となります。道は分岐ごとに左、左へととります。
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馬頭尊の祠
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伊豆ヶ岳のハイライト。正面が男坂で右が女坂。中間道は女坂の途中から入ります。
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男坂のクサリ場最下段
男坂は浮石が多く、少々危険だが、人が少ない平日ならまだ安全かも。現在女坂は崩壊によって通行禁止で中間道ができている。山頂から往復してみたが普通の道でした。
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中間道の下り口
男坂は下山禁止。中間道はロープの左へ。昔通れた女坂はほぼ山頂に出れたのですが、残念です。
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トラロープで通行止めとなっている女坂と中間道の入口。空身での往復で10分位でした。
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伊豆ヶ岳(851m)山頂
登山者は我々の他、1人が追い抜いて行きました。
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山頂の三等三角点
ところで三等三角点という字の面は南を向いているの知ってましたか?ちなみに二等、三等三角点は一辺15cm、重量は64kgです。
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電線の無いまぬけな鉄塔で昼食
古御岳(こみたけ 830m)と高畑山(695m)の中間で陽だまりの展望地で昼食としました。
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昼食はカップヌードルです。昔はコンロ・コッヘル持参でしたが最近のテルモス、特に山専ボトルは性能が良く保温力が高いのです。写真のは廃版になった800cc。
さて、店では現在500ccと900ccタイプを販売しています。大きなテルモスの方が当然保温力は高いし、あと二度注ぎ(前もって中を温める)がオススメです。
カラーはどちらも3色
500ccが\4,950- 280g
900ccが\5,850- 390g
毛糸のグローブをしたままで使える優れものですぞ。山で使うテルモスとしてすっごくオススメです。
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サーモス・山専ボトル
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子ノ権現の近くから伊豆ヶ岳(右)と古御岳(左)
下山は子ノ権現から吾野の休暇村奥武蔵・こもれびの湯へ向かいました。伊豆ヶ岳から子ノ権現間はアップダウンが多く歩きがいがあります。
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子ノ権現天龍寺と大ゲタ、大わらじ
足腰の神様である子ノ権現は千年近い歴史とのこと。足腰を悪くしては山登りはできないのでお参りしておこう。
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子ノ権現周辺は写真のフクジュソウの他スイセンや梅等も咲いていました。
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休暇村奥武蔵。中に日帰り温泉こもれびの湯がある。
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ホテル入口
権現様から国道まで約1時間、国道から15分で温泉着。ただし受付は16時まで、入浴は16時30分までです。我々は国道を早歩きし15時55分にホテル着でぎりぎりセーフ。
ただし無料バスが吾野駅まで出ているも最終が4時25分だったので、西吾野まで20分歩きました。入浴料\620.
この山には5回登ってますが、伊豆ヶ岳は良い山です。ただもう少し早く家を出発して温泉でゆっくりしたかったなぁ~。
以上