紅葉の下ノ廊下へ行ってきました!
少し前の話になりますが、11月上旬に念願の下ノ廊下へ行ってきました。
朝、宇奈月温泉からトロッコ電車にのり、観光気分で景色を楽しみつつ欅平駅へ。
トロッコ内で流れる室井滋さんの解説を聞きながら、紅葉真っ盛りの黒部川をガタゴト進んでいきます。
冬の間も関電の方が点検やメンテナンスため、冬期歩道で6時間もの道のりを歩いて出勤するそうで頭が下がります。
終点欅平駅は観光客で賑わっていましたが、阿曽原小屋が閉まっていることもあり登山客は少なめでした。
最初、急登が続きますが、しばらくすると水平歩道になり絶景が続きます。
志合谷のトンネルではヘッドライトの明かりがなくては前に進めず、足元はザアザアを水が流れていて、まるで探検家になった気分です。
無事に阿曽原温泉に到着。女性時間にのんびり入らせていただきました。
翌日は暗いうちに出発して黒部ダムを目指します。轟々と流れる黒部川にかかる東谷のつり橋。怖い怖いと言いながら、つい下を見てしまいます。
S字峡を皮切りに、どんどん出てくる絶景スポット。ため息のでる美しさです。
断崖絶壁ですが、針金の手すりをつけてくださってるので安心して歩けました。登山道整備をしてくださってる皆さんに感謝です。
3つの河川が合流する十字峡。登山道からは見えないので、下におりる道を使い傍に行ってみます。吸い込まれそうなくらい綺麗な青色に、真っ白なしぶきが流れの速さを物語っています。この先も、息つく暇がないくらい絶景が続きます。
断崖絶壁につけられた水平の道を進んでいきます。一瞬の油断が命取りになる場所です。景色に見とれてつまづいたりしないよう、足元を確かめながら進みます。クライマックスの白竜峡は、岩をくり抜いてつけられたこんな道です。
注意していても頭をぶつけてしまう事があるので、ヘルメットがあると安心です。終始、冒険心がくすぐられる道でした。
14時にはゴールの黒部ダムに到着し、今度は乗り物を乗り継ぎ、一面冬景色の室堂を越えて立山駅へ無事下りてきました。
黒部の秋をたっぷりと堪能した内容の濃い2日間でした。
今回のオススメ商品は、白馬錦さんの「粕汁」です。コッヘルにうつして、少しコトコト温めると旨さ倍増です。
私は「野菜と信州サーモン」が好きです。
以上、下の廊下ご報告でした。
松本店・村山