高速湯沸かしに定評のあるジェットボイルに新モデルが登場「スタッシュ」
ジェットボイルより、2021年の春夏の新製品として発売された「スタッシュ」
発売前のレビューでも注目度があり、発売後あっという間に品切れ欠品となっていましたが、ようやく追加分が入荷しました。
改めてご紹介したいと思います。
嵩張らないジェットボイル
スタッシュは従来のジェットボイルとは異なる初のセパレートタイプを採用。
コッヘルとバーナーをドッキングする必要がなく、余計なパーツがなくなり収納がコンパクトになりました。
コンパクトになると同時に、軽量化も実現。炎が出るバーナーヘッド部にチタンを使用するなど「軽量化」への意識が伺えます。
コッヘルは縦長の筒状に形状から、やや平型の背が低い形状になっています。
鍋底を広げることで熱効率が向上し、高速でお湯を沸かすことができます。
安定感を高めるゴトク形状
初のセパレートタイプであるスタッシュですが、
従来のドッキング式のジェットボイルと比較すると、コッヘルをバーナーへ乗せたときの安定感が気になるところです。
しかし、さすがジェットボイル。しっかりと対策がされていました。
ゴトク側には角のようにみえる凹みの形状があり、この凹みの部分にコッヘルの底がぴったりとハマるようになっているのです。
少し傾けたぐらいでは、ほとんどグラつかないほどの安定感。抜かり無いです。
こんな人にオススメ
「山頂で温かい飲み物を飲みたい」「テント泊のご飯どきにお湯を使いたい」など、
「お湯をはやく使いたい」という場面でジェットボイル製品は大活躍します。
スタッシュに関しては、約2分30秒で500mlの水を沸騰させることができます。
「さぁ、頂上でコーヒーを飲もう」と準備している間に体を冷やすことなく、すぐに温かいコーヒーが飲めるわけです。
「テントを設営して、ご飯を食べよう。たくさん歩いたから疲れたな」という時、疲れた状態でもすぐにご飯の用意ができるのです。
残念ながら、構造上「火力調整」が苦手なのがジェットボイルです(一部製品を除く)
スタッシュも「とろ火」が出来ないので、本格的な調理には向かないモデルです。
「湯沸かし専用」くらいに割り切って使うのが良いですね。
ジェットボイルは気になっていたけれど、嵩張ったり、重量が重いという理由で控えていた方は、再注目がスタッシュです。
コッヘル+バーナーを合わせた重量が約200gと軽量です。
秋の紅葉シーズンの登山にいかがでしょうか。
ぜひ店頭でチェックしてみてください。
JETBOIL / STASH
¥19,250(税込み)
本店 茂垣