栂海新道 summit to sea
栂海新道 summit to sea
以前より計画していた栂海新道へ一泊二日で行ってきました。
初めての栂海新道でしたが、存分に楽しむことができました。
一日目
栂池ロープウェイ→小蓮華山→雪倉岳→朝日小屋テント場⛺
歩き始めからガスが少しありながらもおおむね晴れており、快適な山行となりました。
ロープウェイを降りてから白馬大池山荘までは大渋滞で思うように進めません。
白馬大池山荘で働く知り合いは「今年は白馬大雪渓が通行できないため、例年にはない登山者の数で驚いている」と言っていました。
しかし、その登山者も三国境より先にはほぼおらず、気持ちのいい山歩きでした。
朝日小屋についたのは15:30、お盆なこともあってかテント場には40張前後のテントがあり大変にぎわっていました。
今回は軽量化に力を入れたため、クロスオーバードーム<2G>を使用しました。
クロスオーバードーム<2G>―カモシカスポーツオンラインショップ
クロスオーバードーム<2G>にはオプションでフロントフライが用意されています。
フロントフライを使用すれば前室を作れるため靴などを外に置くことができるだけでなく、中の入り口を開けたままにしても支障ないため、メッシュのインナーテントに比べると通気性に劣るクロスオーバードームの弱点をうまくカバーしてくれるアイテムだと思います。
今回使用したラッシュ30のサイドポケットに本体と同時に収まるほどのサイズかつ140gと軽量なため是非合わせてご検討ください。
公式サイトでクロスオーバードーム専用フロントフライの詳細を見る
クロスオーバードーム専用フロントフライ―カモシカスポーツオンラインショップ
PaaGoWORKS RUSH 30 パーゴワークス ラッシュ 30―カモシカスポーツオンラインショップ
二日目
朝日小屋テント場→朝日岳→栂海新道→親不知
二日目は2:30起床、4:00前に出発。
明るくなり始める時間特有の空気を楽しみながら気分の良いスタートでした。
小屋からすぐの朝日岳が栂海新道の始点となります。
2021年に50周年を迎えた栂海新道は要所要所にきちんと木道が整備されており、これほどまでに長いルートでよくぞと思わされます。
尾根に忠実な道であるためアップダウンが多く、下るだけの一日のはずが獲得標高は1500m を超えました。
いくつものピークを越え、最後の最後で急に前方が開けて海が見えたときの感動はひとしおでした。
汗や泥でぐちゃぐちゃになりながらどうにか下山し、海を見の前にすると自然と声が出ました。
下山してすぐの親不知観光ホテルは15:00までとはいえ、近くの駅まで送迎つきで入浴ができるのでお勧めです。
今回はじめて、New-HALEのテーピングを下りで酷使する前ももに貼って臨みました。
歩き始める前は半信半疑でしたが下りの途中から効果を感じ始め、翌日には歩けないことも覚悟していたところを日常生活に支障のない程度の筋肉痛に収めることができました。
想像以上に効果を感じることができたので、ストックやサポーターは大げさだし、、、と悩んでいた方こそ是非試してみてください。
後記
これで夏に計画していたチャレンジの一つは無事終えることが出来ました。
自らの体力だけでなく色々な製品も試すことができたので、大変良い経験となりました。
次は10月にも一つ計画しているので、それに向けて日々のトレーニングを欠かさないようにしたいと思います。
横浜店 藤井