1. HOME
  2. 行動報告-登山
  3. 室堂~立山~薬師岳~折立縦走
行動報告-登山

室堂~立山~薬師岳~折立縦走

行動報告-登山

オンラインショップ 橋本です。

7月に入り記録的な猛暑が続いておりますが、山ヤの皆さんにとってはやはり嬉しい夏山ではないでしょうか。

そんな私も夏山のロングルートを思い切り堪能したい!との思いに駆られ、立山~薬師岳を縦走してきました。

 

都内から深夜バスで室堂着。 まずは足慣らしを兼ねてみくりが池周辺を散策。

足慣らしを終え、雄山へ向かいます。

雄山への稜線より室堂を望む。

立山(雄山 3003m)登頂。 日本三霊山の一つということもあり、山頂では神主さんより登山の安全をご祈祷頂きました。

雄山より少し足を伸ばし、立山最高峰の大汝山(3015m)へ。 奥には剱岳が望めます。

 

ここからは踵を返し、薬師岳へ向けて稜線を南下。 初日は宿泊地を予定している五色ヶ原キャンプ場までの行程です。

五色ヶ原小屋。 周辺は木道が整備が行き届いており、庭園散歩を堪能。

五色ヶ原キャンプ場に幕営。 今回の縦走ではフィールドテストを兼ねて、ヘリテイジの新型テント「ハイレヴォ」を使用。

テン場より今日歩いた山々と夕焼けとのコントラスト。 山やってて良かった!と思える瞬間ですね。

 

2日目は薬師峠キャンプ場まで、コースタイム12時間超えの長丁場。 スタートして間もなく夜明け。 この時間帯は景色が刻々と変化していきます。

どこまでも続く美しい稜線。 そして目指す薬師岳はまだ遥か彼方。 苦笑いとニヤけが入り混じった何とも怪しい表情で稜線を進みます。

北アルプスとしては珍しく、一部樹林帯を抜ける稜線。 先にはこの日の中間地点となるスゴ乗越小屋が見えます。

薬師岳への稜線はもっとたおやかなものを想像していたのですが、思いの外登り返しの傾斜が強く、ガレ&ザレに難儀することに。。 さらに遮る物のない太陽が容赦なくカラダの水分と体力を奪います。 フラフラになりながらも、ようやく薬師岳の山頂が間近に迫って来ました。

ついに薬師岳(2926m)登頂! 炎天下の下、頑張った!

山頂からは雲ノ平、水晶岳、槍ヶ岳を始めとする名峰のパノラマ。 これは文句なしの景観です。

その後、無事にこの日の行程を歩き切り、薬師峠キャンプ場にて幕営。 道すがら抜きつ抜かれつしながら仲良くなった方と達成の祝杯を上げました。 翌日3日目は折立へ下山。

 

最終日は台風12号が接近してきており、雨が気になりましたが、何とか下山までもってくれました。

立山~薬師岳はどことなく南アルプスを思わせる広い尾根と、歩き応え十分な素晴らしい稜線でした。

来月は南アルプスかな。。

 

最後にちょっとお知らせ。

 

 

先にも述べましたが、今回の縦走ではフィールドテストを兼ねて、ヘリテイジの新型テント「ハイレヴォ」を使用してきました。

6月に発売を開始したダブルウォールテントの新スタンダードをコンセプトとした軽量型テントとなります。

※製品詳細は以下のブログ記事からもご確認頂けます。

ヘリテイジ(HERITAGE)の超軽量テント「ハイレヴォ(HI-REVO)」最速徹底レビュー!

 

私は普段、エスパースのソロを使用しています。

五色ヶ原、薬師峠と2日間使用しましたが、居住性についてはソロと遜色なく、居住性が十分に確保されています。

また、ベンチレーションは入り口部に上下2箇所、本体背面に1箇所(入り口から見て左側下部)配置されており、最小限でありながら換気性が考慮された設計となっています。

私も実際に使用しての換気性が気になっておりましたが、就寝時に息苦しさを感じることもなく快適でした。

そして軽さとコンパクト性。

重量960g(本体、ポール、張綱、スタッフバッグ込)もさることながら、収納時の体積のコンパクト性はザックに詰めてもなお多くの収納スペースを残してくれます。

これであれば、30~40Lの中型ザックとの相性も非常に良いと感じました。

今回は連日の晴天だった為、雨天時の確認はできませんでしたが、今後も追ってフィールドテストをして行きたいと思います。

 

ヘリテイジ ハイレヴォは、カモシカスポーツ各店にて使用感をご確認頂けますので、気になる方はぜひカモシカスポーツへ足をお運び頂ければ幸いです。

※カモシカオンラインショップでもご購入頂けます。

 

オンラインショップ 橋本