塩田諭司 写真展「山稜からの贈り物～山岳Blue～」 開催（松本店・横浜店）
塩田 諭司（しおた さとし）
東京都生まれ、さいたま市（旧大宮市）育ち。
19歳の頃から山岳会で山と写真を学び、山岳写真の撮影を始める。
1992年から2014年まで、山岳雑誌「岳人別冊」特派カメラマンとして活躍、 現在は山岳雑誌「岳人」「山と渓谷」に写真と記事を提供している。
2009年より八ヶ岳の山小屋の取材を始め、そこで生き生きと働く人々の姿を紹介している。
公益社団法人 日本写真家協会会員、一般社団法人 日本自然科学写真協会会員、公益社団法人 東京都山岳連盟認定サミットガイド、日本スポーツ協会 公認スポーツ指導員、自然保護指導員の資格を持つ。
東京都山岳連盟にて写真教室の講師を務める傍ら、各山岳会にも出張して写真を教えている。
～メッセージ～
自然界の色彩は、わずか一日の中でも刻一刻と移ろい、同じ瞬間は二度と訪れません。
その唯一無二の色に魅せられ、私は四季を通して自然の「色」を追いかけてきました。
今回の写真展では、「山岳ブルー」をテーマに掲げています。
山の世界では、場所ごとに「〇〇ブルー」と呼ばれる美しい空が存在し、登山者の間では「八ヶ岳ブルー」や「千畳敷ブルー」といった表現が親しまれています。
稜線を歩きながら目にする澄み渡った青空、日の出や日没の前後に広がる繊細な色のグラデーション、月明かりに照らされる静かな山々、山小屋の夜に仰ぎ見る満天の星空、水面に映り込む星々のきらめき――
そうした一瞬一瞬の「青」の表情を捉え、作品として仕上げました。
日常ではなかなか出会うことのない、山の稜線から見た特別な「山岳ブルー」の魅力を、どうぞ心ゆくまでご堪能ください。
