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【1歳10か月 子連れ】三角点@高田馬場&超低山おとめ山公園

 

本店を擁する高田馬場に、二等三角点 があります。

三角点というと、なんとなく、山の山頂にあるイメージですが、

測量の基準となるものなので、実は至るところにあるのですね。

別段、特別なことではないのですが、なんとなく気になる・・!

 

そしてこの三角点のごく近くには、

「山の手七低山」(超低山愛好者の間でのみ有名!?)と呼ばれる、

超低山の一つ「おとめ山」もあります。

ちなみに、山手線内最高峰の、箱根山も、このうちの一座です。高田馬場では2つの超低山が楽しめます。

 

 「おとめ山」は、「乙女山」ではありません。

漢字では「御留山」「御禁止山」と書きます。

昔はこのあたりに鳥獣の狩猟の地で、江戸時代には将軍の狩り場になり、

一般人の狩猟禁止というので、「おとめ山」となったようです。

公園管理事務所で配布している、おとめ山案内マップ

 

明治時代以降は、この地に有力者の屋敷が作られ、今残っているのは、その屋敷の庭園部分だそうです。

現在は、公園として開放されています。

 戸山公園内にある箱根山にしろ、毎日通勤している土地とはいえ、知られざる高田馬場です。

 

 ということで、行ってみました。

 まずは、三角点のある「新宿区立落合中学校」を目指します。

高田馬場駅の早稲田口を出ます(ちなみに、写真に写っている「駅周辺案内図」でも、この中学校の位置&公園を確認できます)

 

ガード下の横断歩道を渡り、「さかえ通り」へ。

 

「さかえ通り商店街」が終わるころ、三角屋根が目印の、東京富士大学(某アイドルグループがTV番組で、この校舎の屋上を緑化していますね)が見えてきます。

 

この大学の校舎を見ながら「田島橋」を渡り、道なりに進むと・・

 

道がふたまたに分かれますが、セブンイレブンのある右の道へ。

 

まっすぐ行って、踏切を渡ると(西武新宿線の線路)、「新目白通り」に出ます

 

新目白通りを渡って、右へ進んですぐの、1本目のカーブミラーで左折。

 

そうすると、緑のトンネルの下にある坂道「相馬坂」が見えてきます。

この坂を上がっていくと、

右手に「おとめ山公園」入口、左手に新宿区立落合中学校が。

三角点があるのは、この中学校の運動場です!

落合中学校正門を左折。

 

中学校の校舎と公道を隔てる、コンクリートの塀沿いにまっすぐ歩きます。

 

じきに住宅街になってきます。最初の曲がり角を右へ。

 

三角点は、曲がって1つめの街灯の下のあたりにあります。

 

あった!運動場の片隅に・・・!

 

二等三角点「落合」です!!

標高36.65m。
二万五千分の一 地形図では「東京西北部」(残念ながら当店では取扱なし)に載っています。

 

そして次はおとめ山公園へ。

森に入る前には遊具もある

 

「おとめ山」は、箱根山のように、はっきりした山頂があるわけでなく、

標高が一番高い場所に道標などもありません。

がけ地に、遊歩道が張り巡らされています。

小さなこども₍1歳10ヶ月)が駆け回るのにちょうどよいです。

 

近年、一般開放エリアがひろがったらしく、設備も新しい。

水琴窟もあって風流です

 

森の中には池や小川があって涼し気。

 

 この日都心は30度近い気温でしたが、おとめ山の森の中に入ると、涼しい!

日なたよりも、体感温度が5度以上低い気がしました。すばらしき、新緑の季節の木陰。

都会のオアシスです。

 

管理事務所の裏の道を上がると・・・

どうやらここが、おとめ山で1番高い場所のようです。 休憩ベンチがあります。

 

 

早稲田口から、本店に向かう時に通る、高田馬場駅前のランドマークBIG-BOXも望めました。₍薄グレー×ブルーの建物)

 

 高田馬場駅から、徒歩10分強で行けます。

三角点マニアの方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

江戸時代の、おとめ山公園のあたり

 

【おまけ】

三角点マニア垂涎!!

本店の書籍コーナーには、こんなマニアックな本があります。

『登山案内 一等三角点全国ガイド 改訂版』(本体\2,000-)/全国500m以上の一等三角点の登路を網羅!

『登山案内 続一等三角点全国ガイド』(本体\2,000-)/全国500m未満の一等三角点の登路を紹介!

いずれも、一等三角點研究會編著・ナカニシヤ出版刊。

陳列場所もマニアックなので、興味のある方はぜひ探してみてください・・・!

 

本店 武井