【南アルプス】地蔵岳・高嶺に行ってきました
12/30(金)~12/31(土) 地蔵岳・高嶺(南アルプス)
ルート:
1日目:御座石鉱泉→旭岳→燕頭山→鳳凰小屋
2日目:鳳凰小屋→地蔵岳→赤抜沢ノ頭→高嶺→赤抜沢ノ頭→鳳凰小屋→御座石鉱泉
今年の登り納めは南アルプスの地蔵岳・高嶺。
百高山の一座である高嶺を狙う同じ登山会のメンバーに便乗させてもらっての挑戦です。
アプローチは御座石鉱泉から。
登り始めは積雪もなく、落ち葉の絨毯を進む。
旭岳に到着。誰が置いたのかお鏡のお供えが。山も正月の装いですね。
本日は文句なしの晴天。
透き通った冬の空気の中、高度を上げるにつれて八ヶ岳を始めとする周囲の山々が綺麗に望めます。
燕頭山(つばくろのあたまやま)に到着。
高度も2000㍍を越え、ここからはチェーンアイゼンを着用。
なお、とろろ昆布のように垂れ下がったサルオガセは煎じて飲むと
男性の浮気と女性のやきもちに効能があるそうな…持って帰ろうかな。
その後、鳳凰小屋までは圧雪の登山道を進む。
昼過ぎには無事に鳳凰小屋到着。本日の行動はここまで。
到着後はおこたに入ってまったり1杯。
なお、今回フィールドテストとしてFineTrackのドラウトポリゴン3を着用した。
同社のL1、L2のレイヤーと合わせての吸汗速乾性は抜群。
終始着用し続ける中で当然汗をかくシーンはあったが、停滞時にいやな汗冷えを感じることはなかった。
オーバーウェアと合わせて使用することで防風性を備えれば活動可能なフィールドはさらに広がる。
冬山の行動着として最適な一枚でした。良い相棒になりそうな予感です。
その後昼寝→夜は宿泊客がこたつ部屋に集まり山ヤのおっちゃん達の武勇伝を肴に1杯。
山の人達はみな元気。楽しい山小屋の夜は更けていきました。
翌朝も晴天。アイゼン装着。
締め日の出のモルゲンロードの中、まずは地蔵岳を目指します。
地蔵岳(2764㍍)まではトレースがしっかりしており、順調に到着。
自身初のオベリスクをゲットです!
その後は今回の山行のメインとなる高嶺(2778㍍)を目指します。
赤抜沢ノ頭以降はトレースが無く…ラッセル開始!
メンバーと先頭を交代しながら高嶺ににじり寄る。
辿り着けるかと不安が頭をよぎります…でもこれぞ雪山!
そして高嶺山頂に到達!そこからは360度のパノラマが。
観音岳・薬師岳と富士山
北岳・間ノ岳・農鳥岳、その手前に池山吊尾根
八ヶ岳連峰
頂上の景色を眺めた後、下山。
登り納めに相応しい気持ちの良い山行となりました!
本店 橋本