靴は足に合わせて、山に合わせて スカルパ/ZGトレックとマルモダーラプロ
緊急事態宣言も解除され、そろそろ山も解禁か?そこで、ちょっと高尾山まで。
例年ですとこの時期、セッコクが見られるはず、しかしこの冬は超が付くくらいの暖冬、、、もしかしたら今年はもう遅いかも。
ちょっとドキドキしながら登ってみると、、、
いやぁ、今年も見られましたセッコク。うんうん、良かった良かった。ちょっど見頃で正に満開。
しかも今年はいつになく花が多いようにも思えます。この時期の高尾山はちょっと蒸し暑いですが一見の価値ありですぞ。見ないなんてもったいない。
さて、6月に入ってからカモシカも全店通常営業になっています。
各店夏山シーズン直前と言うことで新製品も色々揃ってきました。もちろん横浜店も色々と入ってきてまして、
スカルパ/マルモラーダプロHD。この軽登山靴もその一つです。手前が女性用、奥が男性用。
足を入れてみるとオッと思うくらい足幅広い、外見よりも随分と広く感じます。
また甲周りはちょっと薄く感じますがその分足にピタッとフィット。う~ん、気持ちイイ、、、。
つま先には本体を保護するサイドラバーもあり
踵もカバーされており、ハードな使用にもしっかり対応。
ソールはビブラムDrumlin。
クッション性よりも硬めのしなり具合を強く感じます。かと言ってそのフィット感から重さを感じさせなのはバランスの良さからくるのでしょう。
ガッチリと足を守られているような、、、。
ところで、この靴の重量ですが輸入元のHPでは630gとなっております。
この630g、実は同じブランドの人気モデル、ZGトレックとほぼ同じなのであります。
上の写真、手前がそのZGトレック。昨年の一番人気の靴であります。
この重量が625g。わずか5gの違いなのですが、その足入れ感は大きく違います。正に雲泥の差と言ってもいいくらい。
ZGトレックは、ソールもしなやかで柔らかいクッション性。足首もしなやかで優しい感触。ピタッと言うよりも、フワッと足を包み込むようなフィット感であります。
これなら長い林道歩きでも苦にならないような。
かたやマルモラーダプロ。
キュッとしたフィット感、硬めのしなり具合のソールは、岩場など足元不安定な所でもしっかり支えてくれるような。
僅か5gの違いなのに、、、、柔と剛。いやはや、同一ブランドなんですけどね。
まぁ、共通している所は、登山靴としての完成度の高さぐらいでしょうか。
低山ハイクとか、よく整備された登山道だったりしたら、ZGトレックの方が足への負担は少なくて済むでしょうし、
荷物が重かったり、岩場など悪路が続くようだったら、マルモラーダプロの方がしっかりサポートしてくれるから安心です。
もちろん、マルモラーダプロでないと登れない、というわけではありません。
しかし、自分に合った装備、状況に合った装備が、快適で安全な登山につながります。
大昔と違い、登山靴も足型に合わせて選ぶのは当たり前ですが、これからは山の様相に合わせても選んでいただけます。
まっ、そのあたりはお店でじっくり試して下さい。ご来店お待ちしております。
スカルパ/マルモラーダプロHD
メンズ
サイズ:EU39~48 重量:630g(42 1/2足)
ウイメンズ
サイズ:EU37~42 重量:540g(38 1/2足)
¥36,300(税込価格)
スカルパ/ZGトレックGTX
メンズ
サイズ:EU39~48 重量:625g(42 1/2足)
ウイメンズ
サイズ:EU37~42 重量:535g(38 1/2足)
¥29,700(税込価格)
横浜:佐藤