行動報告-クライミング
日本クラッシック踏破隊・125歳二人旅
2015年(H.27)年、5月13日(水)~14日(木)15日(金)
慶応尾根より前穂北尾根8峰~6峰。
前穂北尾根は何回も行っていましたが、下部部分は手つかず。
何年も前から下部をと思っていましたが、今回やっと慶応尾根から北尾根Ⅷ峰そしてⅥ峰まで遂に完成できました。
台風6号が、早めに抜けて14日は台風一過の晴れでした。
5:30に奥又出合を出発。パノラマ入り口に6:00順調です。
慶応尾根からの沢に雪が詰まっていて尾根に突き上げていて、この沢を詰めてみようと取りつく。
途中、パノラマコースの登山道が横切っていて、そこから約2時間で慶応尾根に出る。9:30順調です。
出口は傾斜もきつく緊張を強いられました。
屏風のコルが目の前でここまで高度を稼げてラッキーです。
尾根づたいに雪渓を詰めて小さなピークに到達10時半。
少しパンで補給してⅧ峰を目指す。Ⅷ峰は遠い。
穂高で最高の展望かも…… と感動。
眼下のヒュッテでは常駐隊の基地の除雪中。
さあ、いよいよ北尾根です。
Ⅶ峰を目指して慎重に進みます。高度感は抜群。
Ⅶ峰の下り15mの懸垂。涸沢側を巻けば降りれそうだが残雪がいやらしい。
いよいよ核心部タヌキ岩を抜けるが残雪が行く手を阻む。
アイゼンを着けてロープ確保で進む。岩とのミックスが緊張を更に助長する。
悪戦苦闘何とかⅥ峰のピークに立つ…….既に三時半。
ナイフリッジに残雪と岩場のミックスは年老いたクライマーにはキツイ!!
俯瞰するヒュッテは圧巻だ…..。
5.6のコルへ降り立ち下山。
ゆるんだ雪が膝までうもる。
ヒュッテ到着は四時半。
少し時間はかかったが…..
穂高を満喫の一日だ。
最高の天候とステキな登攀に乾杯!!
ありがとう 穂高 涸沢。
かもよこHide