自然教室開催報告
自然教室 実践・地図読図
10月28日(日)カモシカ自然教室「実践 地図読図」が塩尻市近郊の里山、霧訪山(きりとうやま)1305mで行われました。紅葉もこの標高まで色づき始め気持ちのいい日和の中、地形図とコンパスを片手に現在地の把握や進む方角の予測など実践的な読図を行って登っていくという内容です。
今回は霧訪山のメインではない登山口、山の神自然園の方から登り始めました。
スタート地点の現在地の把握を地形図でまず行います。しっかり登山口の記載された山と違う里山ではこの作業も重要です。
少し進むと地図上にも記載のある池が出てきました。分岐も現れここでも再度確認をします。
ようやく登山口にたどり着きました、雰囲気たっぷりの道標です。等高線では混み合った表示です。いかほどに・・・
地形図通りの登り坂を登りきると目印となる鉄塔にたどり着きました。
予想通りの分岐に出ました。
賑わう山頂まであと少し。
登頂です。みんな地図を片手にハイポーズ。
山頂で中島ガイドより課題です。「次に行く大芝山はどこでしょう?」
あっちかな?こっちじゃない?
里山は迷いやすい道が沢山です。地図上で表されない変化もあり常に過信は禁物です。
眺めのいい場所から北アルプス方面も展望もあり、変化のあるコースで登山自体も楽しめましたね。
今回ご参加して頂いたみなさまありがとうございました。実際の山で読図を行うことは机上での講座よりも身に付くことは非常に多かったかと思います。地図を読む楽しさが山の楽しみの一つになればより一層、登山の充実感を増すのではないのでしょうか。
また来年も企画します!みなさんよろしくお願いします。
松本店 枝中