高尾山へ行ってきました
東京は先日24日に木枯らし一号が吹きいよいよ冬の到来を感じるようになりました。まぁもうすぐ10月も終わり間もなく11月。考えてみれば冬はもうすぐそこまで来ているんですよね。
さて、その24日に高尾山へ行ってきました。これは八王子のNPO団体、地球冒険学校が毎年行っている企画「車いすに人と高尾山にのぼろう!」にお手伝いとして参加したものです。今回はボランティアの人たちを含め総勢約百名。大変な人数です。この人数が一致団結して山頂を目指すわけですが、実は高尾山、色々なコースがあって、そのうち一号路は薬王院まで舗装されていて時折車も通る道なのです。そこを登ります。車いすの場合、テープスリングをつけ前に二人、後ろに二人、計4人で引っ張ります。これが結構大変なんです。引っ張る方はもちろん車いすの人にとっても大変なんです。一号路は舗装と言っても都心のような滑らかな舗装ではなく、コンクリートの意外とでこぼこしています。だから車いすもガタゴト揺れます。これが山頂まで続くので身体への負担は思ったより大きいのです。
それでもやっぱりみんなで力を合わせて山頂を目指すことは楽しいもので、最初硬かったみんなの顔が笑顔に代わってきます。
緑の中、大きな汗をかきながら登っていき、途中の金比羅台園地で集合写真を撮ります。なにせ山頂は混んでいますので。
この後、混んでいるケーブルの駅を過ぎ、女坂を登ると薬王院。そこから三号路へ。
ここから山道へ。ここまでくれば山頂までもうすぐです。
山頂はいつものことながら本当に賑やかで。グループごとに分かれて昼食をとります。ゆっくり、まったりした後は来た道を戻ります。ここまで来るともうみんなうちとけて和気あいあい。
最後はケーブルの駅で解散です。さすがに急坂を車いすで下るのは少し危ないので。名残惜しいのですが楽しかった登山ももうおしまいです。毎年思うのですがちょっとさみしいような。
障がい者も健常者も関係なくみんなで力を合わせて、心を一つにして山頂を目指す、これはもう何物にも代え難い経験でした。色々な山登りがあると思いますが、こういう山登りもまた楽しいものです。参加して良かったと思いますし、参加したみんなに感謝したいです。もし、来年もこの企画があればまたお手伝いしたいと思います。
本店:佐藤