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行動報告-ハイキング

【1歳3ヶ月 子連れ】小田急沿線/多摩丘陵 里山ハイク天国!~はるひ野→黒川の「よこやまの道」編

私がすむ川崎市北西部は、多摩丘陵を切りひらいて宅地造成がすすんだベッドタウンです。

とにかく坂道だらけ

最寄り駅から自宅までの9割は上り坂です。

そんな苦労を吹き飛ばしてくれる、

この地域の魅力は、気軽に里山歩きや、森林浴ができるところです。

有名どころでは、生田緑地の枡形山がありますが、

それ以外にもたくさんの、歩ける里山、森林があるのです!

開発がだいぶすすんでしまいましたが、各地に里山、緑地保全団体があり、遊歩道がたくさん整備されています。

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駅の無料配布物ラック、最下段に注目。小田急の各駅では『小田急沿線 自然ふれあい歩道』と題した、里山歩きも交えた、駅から1~2時間程度のウォーキングコースの地図を無料配布しています

 

秋になり、すごしやすい気候になってきたので、ひさびさに歩きに出かけました。

こどもは、またオスプレーのベビーキャリア『ポコAGプラス』で背負います。

小田急多摩線沿線(多摩線=新百合ヶ丘駅から出ている支線)の、

はるひ野駅~黒川駅をむすぶ里山のなかの道「よこやまの道」を歩きます。

はるひ野駅まで、自宅最寄駅から電車で約15分。
こどもをベビーキャリアからおろして、適当に窓の外を見ているうちに着いてしまいます。

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スタートのはるひ野駅。いい天気です!

 

はるひ野駅は、21世紀になってから開設された新しい駅。とにかく新興住宅地で、街が新しいです。

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「よこやまの道に至る」の道標。はるひ野駅から10分足らずで、森林地帯に突入。新興住宅地の「裏山」、といった感じです。

 

「よこやまの道は、

『万葉集』に望郷や別れを惜しむ道筋として、

防人の妻の心づくしの歌「多摩の横山」が詠われた歴史的な道です。

(防人=日本史の授業で習いましたね・・古代、国防警備の目的で北九州に配置された兵士です)

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「よこやまの道」、途中にこんな案内板も点在。

 

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緑のトンネルがむかえてくれます。

 

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ここは春は、桜が咲き誇る広場

入り口から10分ほど歩くと、小ピーク があります!

こどもを下して、ちょっと歩かせて遊ばせます。

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立派な三角点があります。

 

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名前もついている超低山!「諏訪ヶ岳」だそうです、 標高144m!

 

まだ手探りで使っている、オスプレー『ポコAGプラス』。

使うたびに、細かな気配りの効いた機能を発見します。

 

★目立たないけど、すごいところ★

①こどもを乗せるときのラクさを追求している!「プラスチックウェイビングキーパー」

はじめは正直、「こんな部品必要なのかな?」と思ったのですが、大活躍!

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こどもの座席の後部にあるグラブハンドルに、「プラスチックウェイビングキーパー」というものがついています。このように、ストラップ(こどもを座席に固定する「チャイルドハーネス」のストラップです)の先端折り返し輪部分をひっかけることのできる部品です

 

「こどもをおろしたあと、いちいちストラップをひっかけてたら面倒じゃ?」とおもったのですが

再度こどもをベビーキャリーに乗せるとき、

抱っこすると、足をバタバタさせて、なかなかスポッと乗ってくれないときがある!(かつ、ぐずっているときもある)

チャイルドハーネスが、こどもの足にひっかかって、なかなか乗せられないのです。

そんなとき、このひと手間がしみます。

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上記のように、「プラスチックウェイビングキーパー」をひっかけておくと、「チャイルドハーネス」をこのように固定できます。

 

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うまく伝わるでしょうか、上から見るとこんな感じです。

 

 

目立たないけど、すごいところ② 後ろにいるこどもの様子を見られる、ミラーつき!

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ひも付きのプラスチックミラーで、後ろのこどもの様子をうかがうことができます! (さっそく割ってしまいましたが・・・)

 

 

さて「よこやまの道」の話。

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ちょっと歩かせますが、小石に土に植物に…好奇心を刺激するものばかりでなかなか進みません。 そして小石や土を口に持っていくので、目が離せません!

 

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こんな森林のゆるやかな道を、また10~15分ほどあるくと・・

 

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視界がひらけます。富士山はかくれて見えず。 丹沢~秩父まで見渡せます。 手前には、多摩ニュータウンを望みます

 

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ベンチもあるので休憩、昼食です!

 

以前、春に来たときは、こどもはまだ1歳前。

「立つ」「歩く」はもとより、「お座り」も安定感がありませんでした。
その時は、膝の上に座らせて片手で支えながら、片手にはスプーンを持ち、ドロドロの離乳食を食べさせながらでしたが、
今回は、支えなしでベンチに座れるし、手掴み食べで、固形物を食べられるようになり、ちょっと楽になりました。

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手掴み食べできるものばかり持ってきました。 おにぎり、平たく焼いた卵焼き、さかなバーグ。

 

でも、両手に食べもの持ったまま、ベンチを降りて、うろちょろして、土も一緒にたべようとするので、これはこれで手がかかりましたが…。

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「歩くかな?」と思うと、次々に発見をして、立ち止まったり、来た道を戻ったり。

 

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休憩後、また10分ほど下っていくと、舗装道がみえてきます。

 

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丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形「谷戸」(やと)、この地形をいかして農業がおこなわれています。 「谷戸」は、この地域を歩いてるとよく出会います。

 

森林地帯を出てから、約15分で黒川駅です。

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黒川駅の手前には、農協の直売所『セレサモス』があり、寄り道にたのしい

 

電車やバスの時間といった交通事情を気にすることなく、

移動時間中のこどものご機嫌に悩まされることなく、気軽に歩きに行ける多摩丘陵。

子連れハイクの穴場、といっても過言ではないと思います。

私にとっては、丹沢よりも奥多摩よりも近い、身近な山です。

これからも、こどもを背負いつつ、いろんなコースを歩こうと思います。

 

武井